いじめはいじめる側の問題です
9日の第10回全国自死遺族フォーラムでは、山形と仙台からいじめ自死をされた子どもたちの親御さんが登壇されました。
会場でご両親と話しましたが、今でも胸が痛みます。
子どもの命が喪われてしまったという事実…
かけがえのないわが子がいじめによって亡くなってしまったというのに、いつも学校側の対応には憤りを感じます。
同時にいじめはいじめる側の問題なので、いじめる側の子どもたちの今と未来を案じつつ憂いています!
いじめ防止対策推進法に
いじめはいけない。
学校におけるいじめの防止や早期発見のための措置。
いじめはいじめる側の問題
と明記されているのにもかかわらず守られておらず、形だけのものになっています。
子どもが自死をしてもいじめは認められないのですから、いじめが容認されていると言っても過言ではないと思います。
日常的にある親子や大人のいじめをなくすこと、いじめに対する認識を変えていくことは本当に難しいと実感、子どものいじめもなくならないのです。
いい加減に生きられたり、流されることのできる子やうまく立ち回れる子は死にません。
頑張り屋さんほど、キツくなります。
私も子どもたちもいじめを受けましたが、いじめを受け続けることで、自尊感情が奪われていきます。
耐えられなくなって、我慢の限界をこえると、心が折れてしまうのです…
なかなか発信ができていませんが、「いじめ対策推進プロジェクト」を立ち上げて、少しずつですが活動を増やしています。
「いじめはいけない。いじめはいじめる側の問題だ」という認識を広げていきます。
※注
なぜ「いじめ」をするのか?
いじめの根底にある問題を見つけること。
いじめても問題は解決しないことを教える。
いじめている側の子や親、そして教師の相談にのることが必須です。
最後になりましたが、長野市の自助グループ「やまなみの会」の皆様のあたたかいおもてなしの数々に感謝いたします。
来年の第11回目の全国自死遺族フォーラムは横浜で開催します。
毎年9月2週目頃になるとのこと、一人でも多くの方のご参加をお待ちしています。
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