自死でわが子を喪った親のつどい「あんじゅ」の参加者ブログです

8月の活動日

21日は今月のあんじゅの活動日でした。

あんじゅでは参加者が話し合って、活動の創意工夫をしています。

会場の机の配置が、参加者の話し合いの結果リニューアルされ、

お互いの距離が良い意味で縮むような雰囲気が生まれているように感じます。

ところで今月のあんじゅでまたアイデアが出て、

来月からやってみようというとことがまた一つ決まりました。

参加者が話したいことがある場合、

それをテーマとして挙げる、そのテーマを会場のホワイトボードに書き出してみる、

そしてそれを基にしながら皆で話をしてみる、といったものです。

テーマがあると、お互いに話しやすいという面もあると思うので、

このアイデアの実現も楽しみです。

 

今月は参加者が12名でした。

それぞれの自己紹介と近況、そしてそのあと3グループに分かれて

わかちあいが行われました。

私が居たグループでは、

「人と本音で話せない。本音で話が出来る場というものが少ない(無い)」

というものが話題のひとつに挙がりました。

正直な自分の気持ちや感情や考えを安心して言える、聞いて貰える、

そういう場がこの現代の社会でとても必要なのではと感じました。

また、仮にそういう場が豊富にあったならば、

あの子も自ら死を選ぶことは、もしかしたら無かったのかも知れないと、ふと思いました。

 

あんじゅは私にとって、

まさに、自分の気持ちや感情や考えなどを、

偽らずに繕わずに、本音で安心して話し、聞いて貰える、

そして、参加者それぞれのそんな本音をお互いに交換出来る、

そんな場であると思います。

 

来月からのあんじゅもまた楽しみです。

 


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